• テキストサイズ

【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第4章 きっと欲しいのは。


小さなホテルのケーキバイキング。
財閥のお嬢様なんてわざわざ呼ぶほど高級でもない。
たんにオレのお気に入りで、
2人一緒に喜んでくれたらいいなって。

そんなチョイス理由。

「だーかーらー!!違うんだってばぁ!」
さっきから違う、って単語を連呼してるのは主に蘭ちゃん。
園子ちゃんも違う違う、って言ってるけど
結構、正直に話してくれたりするから割合としては6:4ってところ。
どんな出会い方っていうのは・・園子ちゃんは自分で言う気はほぼないみたいで、
その分蘭ちゃんが教えてくれる。
それ以上に、また自分の話をされてからかわれるって無限ループ。
「いやー、2人ともあっついねぇ。
心なしか体感温度が5度は絶対上がった気がする。」

『だって蘭・園子が!!』

見事なハモりっぷり。
そこで赤くなるなら多少セーブすればいいんだろうけど、
それじゃ止まらないのが女の子のいいところ。
「で?さっきからどんな告白された〜とかは聞いたけど、
その後なんて返事したの?二人とも。」
聞いたとたんに目をそらした。
しかも二人共。
ん?
「・・だからさ、返事は?」
まだ無言。
ちょっと待て。
「・・・告白・・されたんだよね?二人共。間違いないよね?
話聞いただけだけどわりと直球だよ?否定するのだいぶ無理だよ、それ。」
だから、なんで間をあけるかな。
「えーと。蘭の場合はほんっと熱烈よね〜・・」
「そっ園子だって、真さん情熱的って言うか・・」
「うん。だから、その熱烈さと情熱になんて返事したの?って聞いてるんだけど?」

おーい。
マジですか。
/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp