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【ハイキュー】 secret crush
第7章 消し去ろうと思った
東京に行った日から1ヶ月程が過ぎた。
やっぱり無理だよ。
忘れよう。
忘れよう。
そう思えば思う程、想いは膨らむ。
なぜ、彼なのか…。
あり得ない。
高校生だってば。
本当、あり得ない。
向こうからしたら、
私なんて絶対に対象外だってば。
何度も言い聞かせた。
それでも浮かぶのは、彼の笑顔だ。
プレー中の真剣な眼差しだ。
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