第3章 出逢い(続き)
とりあえず私は、買い物をして家に帰った。
私の家はわりと大きいと思う。古風な雰囲気だ。
『ただいまー』
茜「おかえりーお姉ちゃん。今日は少し遅かったね」
『そう?葵は?すぐに夕食作るね。』
茜「今日はお手伝いさんいるよ。あと、葵は二階で読書してる!」
『えっ、そうなの?お父さん何も言ってなかったのに』
茜「今日は忙しそうだったから言う暇がなかったんじゃない?」
そうなんだと、思いながら葵も呼び、今日あったスカウトの話を話した。
『二人は私がアイドルになるのに賛成?反対?』
茜「私は、賛成だよ。そのアイドルグループ有名なんでしょ?なら、学校で自慢できるし」
『あ、あぁそうなんだ(汗)』
葵『僕も賛成だよ。姉貴は、女なのに男っぽいし、そのわりにイケメンだし、アイドルとか向いてると思う。』
そっかぁ、茜はともかく葵が言うなら……
でも、あのスカウトしてきた人は異様な雰囲気を放っていたな……
気になる。
それに、アイドルも少し興味があるから、入ってもいい……………かな?
という興味ほんいで渡された名刺に電話した。
『もしもし。』
?「その声は、さっきの……!」
『あぁ、はい。渡辺月海です。自己紹介してませんでしたね。貴方は……』
名刺を見た。【佐々木 結斗(ササキ ユウト)】
『佐々木さん。アイドルの件なんですが……』
佐「あぁ、その事、ちゃんと考えてくれていてよかったよ。それで?」
『……やらせて頂きます。私で良ければ。でも、一つ良いですか?』
佐「なんだい?」
『そのアイドルグループって、男性が集まってるやつですよね?』
素朴な疑問をぶつけた。
佐「そのことなら、君には、男性として入って貰うからね!」
こいつは、何をいっているんだ?
『は?はぁぁぁぁぁぁ??』