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私達の物語

第3章 出逢い(続き)



【教室】
朝、昼が終わり、帰りの支度をしているとき。
「月海ちゃん!昨日のFiveit(ファイブイット)見たー?」
『ううん!見てない。後、ごめん今日はもう帰るから。(fiveitねぇ...)』
「分かった!また明日ねー!」
『あ、うん。また明日ね!』

【廊下】
「ねぇ!月海ー今日のバスケ部の練習試合出てくれない!?」
『ごめん!用事が合って無理!(このあと、買い物行くし)』

私は、いつも通り友達の頼みを軽くスルーした。
何故なら、親は共働きで家には、私と妹しか居ないからだ。

【買い物に行く途中の道】
『早く帰って家事やらなきゃ!』
そのとき……

?「キミ、アイドルになってみない?」
『えっ?』

学校の帰りは、夕飯の材料を買いに行く。
そのときにモデルや、アイドルの勧誘がたびたびあった。
この度に

『お断りします。』

と言った。今回も断った。でも、

?「この人達が同じチームになるとしても?」
『Fiveit?』

見せられた携帯の画面に写っていたのは、同じクラスの女子が言っていた超人気アイドルグループのFiveitだった。

?「どうだい?なる気はないk…」
『お断りします。私は、女ですよ?』
?「知ってるよ?」

???じゃあ何で声かけたんだ?
疑問が顔に出ていたのか男は

?「君なら、大丈夫。アイドルにふさわしい。そう想ったからだよ!」
『………そうですかー』
?「とりあえず名刺渡しとくから、今日の12時までに連絡してね☆」

と言うと、男は去っていった。

『え?今日の12時まで?………えぇぇぇぇっ!!』
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