第9章 太宰 治 「4年ぶり」

「っ…うあ！お、さむっ！」

「何？君のイイ所触ってあげてるでしょ？」

と云うと下着の上から女の秘部を

擦りあげたり、抓ったりと触りはじめる


「んぁ！わ、わか、ッた。」

「何が？」

「し、しょうじ、きに云うか、ら！」

「やっと云う気になったか。で、中也と何したの。」

と少し声のトーンを下げて女に云う


「…4年前 私達が住んでいた一室覚えてる？」

「嗚呼…ヨコハマの中でも1番景色が綺麗に視える部屋だろ。ふたりで購った部屋だから忘れるはずないよ。」

「うん…でも、治が姿を消してからあの部屋は要らなくなった。っていうのもあんな広い部屋に一人で住むのは気が引ける。その時に、中也が太宰の奴の所為で困ってんだろとかなんだかんだ云ってきてさ。」

「それで、中也の所に住んだの。」

「そうだよ。中也の家の一室が空いてるからって住めばって云ってくれてねェ。」

「へぇ〜ま、中也は君に気があったみたいだし。それ位の事しても可笑しくはないね。」

「冗談。私は治にしか興味はないよ。」

「それは有り難い。けど、一回だけ中也と寝たよね。」

「…中也が酔った勢いで襲ってきた。私も治が居なくなった事への嫌気やらなんやらで大人しく抱かれただ…んぅ！？」

と云っている女を他所に男はまた下着の上から女の秘部を弄りはじめた