第23章 優艶の夢を見た日
「ジェイドさん……また助けに来てくれたんですね…っ!ありがとうございます…!」
「おやおや、大佐殿が想い人なのかい?」
「ジェイドさん…、か、身体がおかしいんです……いつもみたいに、して…?」
ふらふらした足取りで私はジェイドさんにすがりついた。
柔らかなベッドが背中に感じると、夢心地のようだった。
「ひぁあっ!!あっ!あっ!」
触られると余裕のない私の声が響く。
その先を想像するだけで、お腹の下がじゅくじゅくと痒くなっていく。
「い、入れてっいれてくださっひぁぁぁぁっ!!」
ジェイドさんのカタチがいつもと少し違ったけれど、そんなことも気にならないくらい、どうしようもないくらい頭が沸騰している。
「やぁっ!も、もっと、もっとくださ、いっ……んんっ!!」
何回も真っ白になって、手枷がどうしようもなく邪魔に感じる。
「くび……っあぁ!くびに……!」
「どうした?」
「手を首に回さ、せてぇ…っ!」
私を抱き、手枷を外される音がする。
ぎゅっとジェイドさんを抱き締める。
「す、好きぃっ!!んんんっ…!あっ!そこ、そこだめ……やぁぁぁぁ!!」
きゅんとお腹が引き締まると、中に熱いモノが吐き出されたと感じる。
「はぁ……っ」
ずるりと出される感触に身震いをする。
ひくひくと痙攣する身体を必死に起こして、私はしがみついた。
今度こそ、最後かもしれないと思ったら、いても立ってもいられなかった。
頭がぼんやりしてたけど、本能が私を奮い立たせる。
「もう、ぁ、もういっか…ぃっ、おねがいしま、ふ…」
気持ちよさとお薬のせいだと思う、呂律が回らず、何も上手く言えない。
「よろしいでしょう。」
目を開くことも出来ず、またすぐに達して、その余韻に浸った。
なん十回とそうしたのかはわからないが、私は意識を手離すと、深い眠りについた。