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互換性パラノイア【TOA】【裏】

第8章 5日目


「あ、ジェイドさん……。」
「ルルさん。お待たせしました。どうしたのですか?」
「私がジェイドさんと待ち合わせしているのを、信じていただけなくて……。」
少し困りながらそう言うと、二人は驚いたように顔を見合わせて走り去った。
「ルルさんは、可愛らしいですからね。気を付けていただきませんと、私のお部屋に鎖で繋ぐしかなくなりますからねぇ。」
嬉しいのか怖いのかわからず、私は赤面して口を開けて柔らかいその笑顔を見ることしか出来なかった。
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