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互換性パラノイア【TOA】【裏】

第61章 【番外編】犬2


もう私は彼から逃れられない。
あまりにも凄まじい快楽を植え付けられてしまっている。
甘美な誘惑に決して勝てない。
快楽だけを感じるスイッチを動物に与えると、食事すら取れず、ずっとそれを押し続けるようになるという話を、誰かに教わった気がする。
今ならそれがわかる。
私は、実験に使われた哀れな犬。
でも、それが哀しいなんて思わない。
だって、気持ちいいことするのは、凄く幸せだから。
「ぁ、もいっかい、触って…?」
「何度でも。お気に済むまで付き合いますよ?」
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