第44章 旅行2日目
「どうしたんですか?」
「あっ、あっ、ん……。」
喘ぐばかりで言葉にならない彼女を上から見下ろす。
そのまま指をくっと入れると、耳をくすぐるような甘い声がまた聞こえてきた。
彼女の身体に重なるように優しくのり、空いている手にケーキを少しのせる。
「さぁ、食べましょうねぇ。」
子供をあやすように優しく口へ運び、彼女は黙ってそれを受け入れる。
「んんっ、ん、ん…っ」
肉壁を刺激しながら奥の良いところを抉る。
「んふぁ……んんっ……!」
段々と上擦る声、甘い匂いと彼女の香りが噎せそうになるほど濃厚になっていった。
「ん、も、もう、だめっ…あっ、ああっ!」
「淫らですねぇ。」
水音と共に彼女の立たせている膝に池が出来る。
ひくひくと痙攣し、指先にまで電流が行き届く。
間髪入れずに一気に猛った物を挿入し、肌と肌がぶつかる音がこだました。
「ひやぁぁぁぁんっ!!」
甲高い声と共に搾り取られそうになるほどの窮屈さを味わう。
「やぁっ!あっ、あっ、あ……っん……!」
仰向けにさせ、じゅぷじゅぷと音を立てながら彼女の口にまた指を入れる。
「…ああ、ルルさん、なんていやらしい……。
見ているだけで出してしまいそうですよ…。」
あまりにも淫猥に蠢くルルさんは、血液の沸騰を絶えずやめさせない。
「んんんっ!!んっんっ!!」
くぐもった声が動きに合わせて出る。
「ふふ、ケーキ、もうすぐ終わっちゃいそうですね…。」
「やぁ……っ!」
少し悲しそうな顔をされ、また快楽に溺れていく。
「今日はあと、何回しましょう?」
もうすぐ限界に近い、汗ばんだ体を打ち付けながらぼんやり考えた。