第39章 62日目の修復
「…え…?」
ぼーっとしている彼女は後からに漸く私の言葉を理解したが、時既に遅く。
胡座をかいた私の膝の上に落とされた。
「やぁああああ!!まだ、まだだめぇっ!!!」
体重が一気にかかると、最奥のところを掠める。
変わらず達したばかりのそこは、それだけできゅうきゅうと締め付けて果てたことを知らせた。
「…ああ、もうイかれたんですか?」
くすくすと笑うと顔を真っ赤にされる。
「だ、だって、急にっ!!」
動いてこりこりと刺激する。
「ひぁぁぁぁ!!だ、だめっ!!
っあ、はあっ……あっんっ……!」
太股をベッドに縫い付けるように抑え、腰を浮かせて余計に奥を突けるようにする。
「いにゃぁぁぁああ!いく、いくっ……!」
また締め付けられ、天を仰ぐと、くたっと倒れこんできた。
「はあ、はあっ……ん……」
汗ばんで冷えた背中にそっと手を這わせる。
ひくんと揺れ、安心したような寝息が聞こえてきた。
「おやおや、無茶が過ぎましたね。」
誰に聞こえるでもなく呟く。
眠りに落ちた小さな身体をまた清潔に戻し、ブランケットをかけて寝かせた。
「相性が良すぎるのも考えものですねぇ。」
熱く脈打つ身体を横たえながら、少し思った。