第24章 再会した日
「やだぁ……もう、や、やですぅ……ひやぁっ……。」
眠りから覚めてもまた夜になると違う人を相手にする。
あまりの地獄に私は泣きながらいつものように組み敷かれていた。
尚も抜けないお花の薬は、私の身体をまた焦がして求めさせていく。
腰も立たないくらいにふらふらで、息もつく間もないからか、喉はずっと掠れていた。
「やっ!やぁだぁぁぁっ!」
ひくひくとまた中が痙攣して、知らないソレを締め上げる。
「んだよ……この前の男ん時は悦ってたって話で来てみたのに…っ!!」
頬を殴られ、痛みと下腹部の疼きでわけがわからなくなる。
「や、いた、ごめんなさっぁぁぁぁっ…!」
白濁とした男の人のそれを浴びると、酷く疲れたような気がした。
幻覚剤と言われる最初に刺されたお薬は、確かに私の心を気楽にしたが、副作用が酷く、すぐに使い物にならなくなるから制限があると「今の」御主人様に言われた。
お金は貰えないところだったけれど、食事と服は勝手にいろんな人が持ってきた。
ここでの生活は昼も夜もわからなくなってくる。
ずっと焚かれているお香が、私が考えるのを拒否させて、ぼんやりとさせてしまう。
もう何日ここにいるかもわからない。