第13章 ライバル【土方十四郎】
私は、小さい頃
よく"ある人"と行動を共にしていた。
それが誰かはまだ知らない。
だが、その人は"警察"になりたいと言っていた。
だから私は、
その人を追いかけて警察になった。
夏希「近藤さ~ん!今日は暇ですね!」
近藤「おぉ、そうだなぁ。よし、誰か集めて稽古でもするか!」
夏希「おぉっ!良いですね!!」
と話していると…
私の世界で一番ライバル視している奴が来た。
土方「近藤さん、俺もやらせてくれ。」
夏希「うげっ…。」
近藤「おぉ!トシもやるか!」
夏希「うっわまじか最悪…。」
土方「おい夏希、てめえ覚悟しとけ」
私と土方は、
新選組の始まりからずっといる二人。
強さも大体同じ位であり、
前から喧嘩ばっかりしている。
強いて言えば仲が悪い。
だが、私は余り土方が嫌いではない。