第10章 監察中は【山崎退】
監察は、ハッキリ言って超地味だ。
みんなから「あ、いたの?」
とよく言われる人向けらしい。
私は普段、
一番隊に勤めている ……あまり良くはないが…。
そして私は、
今日特別に監察の仕事を体験させてもらった。
夏希「こんにちはジ……山崎さん!」
山崎「ねぇ今ジミーっていった?言おうとしてなかった?」
夏希「…すみません…。調子乗りました。」
山崎「あ、いいよいいよ。もう慣れてるからね。君はまだ優しい…いや、優しすぎる方だから。」
と誉められた。
純粋にドキッとしてしまった。
よく見て見れば、
山崎さんはあまり目立たないが、
ルックスは結構いい方だし、
優しいし……。
って何私ドキドキしてんの!?
集中集中!
と言いつつも、
横目で山崎を見てしまう。