第7章 恋愛感情【坂田金時】
夏希「あ、源外さん金さんいますか?」
源外「んぁ?あぁ金時か、奥に居るぞ!上がってけ!」
夏希「ありがとうございます!お邪魔しまーす!」
と言って、
奥にある源外さんの家に入り、
和室の襖をあけると ー…。
ウゥイーン
ワシャワシャ…。
金時「はーい金時ですがー…。って夏希じゃねぇか!」
金さんは頭を洗っていた。
そしてー…。
腰にタオルを巻いていたが、
ほとんど裸だった。
夏希「ぎゃっ!し、失礼しましたっ!」
と言って勢い良く襖を閉める。
スパァンと言う爽快な音がした。
金時「え?おい夏希?どこいくんだ?」
いやいやどこへいくもなにも
男の人のー…。
私の好きな人の裸はみれないだろぅ!
金さんは私が金さんを好きだとわかっていない。
それどころか、
恋愛感情すら知らないようで…。
告白なんてできっこない。
金時「ちょっと待ってろ!すぐ仕度するから!」
と健気な声が聞こえた。
私はそれにドキドキしながら襖一枚挟んで待っていた。
金時「お~い、入っていいぞ!」
と襖からちょこんと顔を出して私を呼ぶ
夏希「し、失礼しま~す!」
とまだ冷めない頬で部屋に入る。