第4章 ライブツアー【河上万斉】
私は、たくさんの人混みの中、必死にある人を待っていた。
そう、アイドルのお通ちゃんである。
少し前から気になっていたお通ちゃんのライブがあると聞いて、
いてもたってもいられず、
来てしまった。
夏希「凄い人…」
私は疲れきっていた。
後ろを向くと、
上の階に空きスペースがあり、遠くからでもいいからとそこへ移動した。
上の階に移動すると……。
?「ん?夏希殿ではないか」
と声をかけられた。 その声は、私にとって一番大事な人…
そして、私の最高の彼氏、河上万斉さんだった。