第3章 遊園地【志村新八】
そのジェットコースターに向かうと、
凄い人混みで、
二人で居られるのがやっとの状態だった
夏希「うわ…すごい人……」
新八「やっぱり人気だから混んでるね」
夏希「はぐれちゃいそうだね…」
そう言うと、
新八くんは私の手を取り、
自分の指と絡めた。
いわゆる"恋人繋ぎ" である。
夏希「……っ!」
恥ずかしくて、
繋いでいる部分が見れない。
新八「こっ…これでいいかな…?」
新八くんも照れているのかそっぽを向いている。
夏希「う…うん!もちろんだよ!」
新八「!それは良かった!じゃあ行こっか!」
夏希「うん!」