第22章 幼なじみから……【高杉晋助】
夏希「しん…すけぇ…!」
万斉「拙者に、最初から勝ち目など無かったでこざるか。」 と穏やかに笑い、
私の頭を撫でて倉庫を去っていった。
万斉さんがいなくなると、
今度は晋助が私を抱き締めた。
晋助「俺じゃ嫌がらないのか…?」
耳元で囁かれ、
私の体はビクリと震えた。
夏希「うん…。私、晋助が好きだから…。」
正直に答えた私に、晋助は優しく微笑んだ後、
柔らかい口付けを交わした。
何度も何度も繰り返しした。
それから、私は毎日晋助と会うようになり、
日がたつにつれ、
夏希の首筋には
赤い印が付けられているようです…。
おしまい