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銀魂の短編集!

第20章 《裏》遊女ちゃんの初恋【土方十四郎】


外へ出ると、
涼しい風が吹いていた。

すると後ろから、
ギュッと抱き締められた。


夏希「きゃ……」

煙草の香りが広がった。


十四郎「なぁ…、俺の事、覚えてるか」
甘い声で囁かれる。

私は、躊躇うことなくうなずいた。


十四郎「そうか…。良かった……。」


夏希「私も…十四郎さんが覚えてるか心配だった……。」


十四郎「なァ……。お前は、俺の事どう思ってる?」


夏希「…なんの事かしら。」

とわからないフリをした。

すると、いきなり十四郎さんに唇を奪われた。
激しい口付けに、私は翻弄された。


夏希「んぅっ…。」

十四郎「俺は、お前と初めて会った時から好きだ。」

ド直球に言われた。 急に言われた私は、恥ずかしくなって俯いてしまう。


夏希「と…しろ……さん……。」


十四郎「お前の…気持ちを教えてくれ…。どうなんだ…?」

夏希「………えと…。」

上手く言葉に出来ない。


十四郎「…夏希…」
と耳元で名前を呼ばれた。
もう自分の気持ちを隠せなくなった私は、思いを伝えた。


夏希「私は、十四…郎さんと初めて会った時から好きよ……大好き……。」

と十四郎さんを見つめる。

十四郎さんも私を見つめて、
ただ触れるだけのキスをする。


十四郎「……違う部屋、行こうぜ。」
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