第2章 愛ゆえに 長男 嫉妬 縛り 大人の玩具あり
雅也サイド
高級なネオン街の中にある
高級なホストクラブの
執務室に入って行く
「オーナー!おはようございます!」
「ああ!おはよう!」
「オーナーお疲れ様です!」
「お疲れさん!」
何人かのホストに声をかけられる
「雅也さん!お疲れ様です!」
そしてNo.1、No.2クラスの
ホストが話かける
「おお!お疲れ様!」
「これ昨日の売り上げ表です!」
売り上げ表を渡し、
思い出したように話す
「雅也さん!さっき同伴で外歩いてたら
優菜さん見かけましたよ」
「ん?まぁアイツも人だからな歩くだろ?笑」
「いや!店の中ですよ?」
「ん?」
「雑誌とかに載ってる有名なカフェに!
これ言っていいかわかんないっすけど
男と居ましたよ!」
「おい!翔!」
話を聞いてたNo.1のホストが
雅也の様子を見ながらNo.2のホストをとめる
「なんかすごい仲良い感じで笑顔で話してましたよ!」
「アイツはお前が思ってるようなやましい事はしないよ!」
「へぇ余裕っすねぇ!大人の男は違うんすね!
俺だったら不安だな!あんなカワイイ、フワフワした性格の子だし」
「翔!!その辺にしておけよ!雅也さん失礼しました」
No.2のホストを追いやり
頭を下げる
俺はそんなに余裕がある大人に見えるか?」
「え?普段はですよね」
雅也が問いかけると
困ったように笑いながら言うホスト
「まぁな」
「前この店で騒ぎがあった時思ったんです
優菜さんのことを本気で愛してらっしゃる
んだなって」
「ああ、もちろんだ」
「だから優菜さんの事になると余裕なんて
あるわけないと」
「ああ、アイツの前じゃただの恋に溺れた
バカな男だよ!」
「誰でもそうなりますよ」
微笑みながら言うホスト
「あっ準備整ってきてますか?」
「ああ」
「いよいよってとこですね!
心から祝福します」
「ばーかまだ気が早いよ!」