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4兄弟恋に溺れる夜

第3章  嫉妬は甘い蜜の味 次男 嫉妬 媚薬 鏡プレイあり


そして
優菜が雅也さんの為に
ケーキ作りの特訓をすることになり
隆也が指導
することになり
また不安がつのる

閉店作業を
終わらせて二階の自宅に
戻りご飯の用意をする

「ふー今日は疲れたなぁ!」

パティシエの作業着の
まま上がってくる隆也

「今日の飯は唐揚げか!
美味そうだな!」

リビングに置いた唐揚げを
つまみ食いしようとする隆也を止める

「隆也!お風呂先に入ってきて?
甘ったるい匂いが部屋に充満しちゃう!」
「へいへい!」

ご飯の用意が終わり
隆也の服を脱衣場に
持って行くと
隆也が鼻歌を歌いながら
シャワーを浴びてるのをドア越しに
見る

「なんか機嫌良さそうだな…」

リビングに戻り
テーブルの前に座ってると
隆也が濡れたままの髪を拭きながら
お風呂から出てくる

「ふー暑いな!」
「ちょっと隆也服着てよ!」

上半身裸で出てきた隆也に
一瞬ドキッとする

「風呂あがったら暑いんだよ」
「せっかく上の服も置いてあるのに」

言いながら隆也のそばを通り
お風呂場に行こうとすると
手を掴まれ壁に押し付けられる

「ちょっ隆也」
「お前さ今日の店での態度悪かったぞ?」
「お客様の前ではちゃんとしてたよ!」
「優菜ちゃんの前でだよ!」

優菜の名前を聞いた瞬間
黙り込む

「そんなに俺が浮気しないか
心配か?」
「………」
「俺が兄貴の彼女に手出すかも知れないって!」
「そんなこと!」
「思ってるだろ?
そんなに俺が信用出来ないか?
家族の婚約が破断になるような事
すると思うか?」
「分かってるけど………」
「俺の目見て?」
「………」

いま隆也の目見ちゃったら
泣いちゃうな
優菜にケーキ作りの指導なんて
しないでってひどい嫉妬心
出してしまいそうになる
隆也に嫌われそうで怖いょ…

一瞬だけ隆也を
見るが目をそらす

「お前…泣いて…」
「泣いてない…もう服着て
ごはん食べて…
私、先に寝るから!」

隆也から離れ
部屋に向かいながら言い

「え?お前、飯は?」
「食欲ないからいい!」
「食べないと貧血でまた倒れるだろ?」
「大丈夫だから!」
「何拗ねてるんだよ?」
「拗ねてないから!!」

声を荒げて言い
寝室に入り枕に顔を埋めて
声を出さないように泣く

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