第9章 春日山城下
(思い出しちゃったよ///
初めてじゃ無かったけど信玄様は大人なキスするんだなぁ
ってじゃないよダメダメ忘れよう!うんそれが良い!)
頬を赤くして頭を横にプルプル振ったり、かと思えが急に頷いたりと忙しく動く
家康、政宗「「・・・・・」」
最後尾で馬を走らせ萩を見ていた
光秀「クククッどうした二人とも顔が怖いぞ?」
家康「別に・・・」
政宗「そう言えば萩は真田に何を言ったんだ?」
家康「えっ!?」
政宗「読唇術出来んだろ?」
家康「ええ、まあ分かりましたけど・・・」
歯切れ悪く言い目線を泳がせる
光秀「知らなくて良い事もあるぞ政宗」
家康「光秀さんも読唇術出来るんですか?」
光秀「俺を誰だと思っている?」
ニヤッと笑う
光秀「言える事は『萩を本気で怒らすな』だな」
?「その事でお話があるのですが」
木の上から声をかけられ三人は馬を止める
光秀「何用だ?」
家康「あんた確か佐助だったよね」
佐助「はい。お会いできて光栄です!?」
政宗「でっ、何の用だ?」
佐助「ああっすいません。つい興奮してしまいました
実は萩さんに言ってはいけない禁句がありまして
今回幸村は思いっきり地雷を踏んじゃいました」
政宗「じらい?」
佐助「一言で怒りを頂点にする言葉を言ったんです
お二人は読唇術で分かったと思いますが
あれは本気ですから」
家康「え!?」
光秀「本気とは?」
佐助「以前に地雷を踏んで再起不能になった男がいます」
政宗「再起不能?」
佐助「はい。日常生活は問題なくおくれますが男性としては・・・・・」
政宗「ま、待てまさか・・・」
真っ青な顔色になっていく
佐助「くれぐれも本気で怒らせないようにして下さい」
ではっと木に飛び乗り去って行く
光秀「面白い政宗お前禁句とやらを言ってみろ」
政宗「冗談じゃねえ!?」
家康「三成に言わせてみますか?」
光秀「三成では禁句が禁句に聞こえぬだろうな」
家康「無駄にへらへらしてますからね」
そんな事を言い合いながら馬を走らせ安土へと帰って行った