第7章 兄様の休日
萩「うーん、今日はいい天気」
昨日までの雨が嘘のように綺麗な青空
松子「萩様おはようございます」
萩「おはよう松子さん、今日はいいお天気ですね」
松子「はい、これでお洗濯物も乾きます」
2人で楽しく話していると
秀吉「おはよう萩、そろそろ朝餉の時間だぞ」
萩「おはようございます秀吉さん。今行きます」
秀吉と共に広間に入って行く
萩「皆さんおはようございます」
三成「おはようございます萩様」
家康「おはよ」
光秀「やっと来たか」
政宗「ちゃんと起きれたようだな萩」
信長「ここに座れ」
萩「はい兄様」
信長と秀吉の間に座る
萩「わあ!今日も美味しそう🎵いただきます
んっ~やっぱり政宗のご飯は美味しい」
政宗「そうだろう?遠慮せずいっぱい食えよ
って家康!唐辛子かけるんじゃねえよ」
家康「辛さが足りない・・・」
真っ赤になるほど唐辛子をかける
政宗「ちょっと待て混ぜるな!?」
光秀「腹に入れば一緒だろ?」
政宗「全く俺が作ってる物を」
萩「本当だよ、ねっ三成君」
三成「・・・・・」
振り返ると三成は本に集中している
秀吉がヒナに餌をあげている状態だ
萩「秀吉さん何してるの?」
秀吉「ほっとくと飯も食わないからな」
光秀「母親だな」
秀吉「誰が母親だ!?」
政宗「いーや母親だ」
萩「ご馳走様でした母様」
秀吉「だから違うと・・・」
家康「もうどっちでも良いですよ」
ワイワイ話をしていると
信長「今日は出かける、萩一緒に来い」
萩「一緒に行ってもいいの兄様?」
信長「ああ、お前に会わせたい奴がいる」
秀吉「信長様まさかお2人で出かけるおつもりですか?」
家康「子供じゃ無いんですから大丈夫でしょ」
三成「私が御供致しましょうか?」
家康「お前が行くくらいなら俺が行く」
三成「家康様心配して下さるのですか?ありがとうございます」
家康「何でそうなるの?お前馬鹿なの?」
はぁっと溜息を吐く
信長「家康、萩準備ができ次第厩に来い」
萩「はい」
家康「分かりました」
家康は重い腰を上げる