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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第20章 小谷城


信長「俺の馬に乗っていけ」

長政「姫は馬にお一人で乗られるのですか?」

萩「あっはい。乗馬は得意です」

政宗「その辺の姫と一緒にするなよ」

秀吉「まあ得意なのは乗馬だけでは無いけどな」

長政「そうなのですか、流石は第六天魔王の妹君ですね」

ニコニコと微笑みを浮かべた

その日は着いたばかりと言う事で長政は安土城に一泊した

家康「昨日渡した物ちゃんと持った?」

萩「うん。でもあれって必要?」

家康「いつ何があるかわからないから念の為」

光秀「萩、刀は持ったか?」

萩「うん。取りあえず短刀だけ持って行こうと思う」

秀吉「何かあればすぐ帰って来い」

政宗「弁当作った途中で食えよ、当分俺の旨い飯食えないからな」

三成「萩様お帰りをお待ち致しております
いってらっしゃいませ」

萩「ありがとう皆、いってきます!」

皆に見送られて長政と共に出発した
途中休憩をはさみながらゆっくりと小谷城を目指した

昼過ぎに到着をして見晴らしの良い一室へと通された
その日は疲れているだろうと部屋で休むように言われ大人しく部屋の窓から眼下を見下ろした

萩「城下がよく見えるし山の上って涼しい
あっそうだ政宗が作ってくれたお弁当食べよう」

お弁当は一人分だったため休憩の時に食べるのはやめお城まで持ってきた
包みを開いて口へ運ぶ

萩「美味しい」

食事を終えてする事が無くなり暇を持て余していたが
三成から貸してもらった本を荷物から取り出し読みだした

何とか読めるようになった本に目を落とす

萩「安土に帰るまでにはもう少し読めるようになってるかな?」

その日は何事もなく過ごし夕餉は与えられた自室へ運ばれた物を一人で食べ小谷城の一日目は終了した

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