第19章 番外編 政宗の誕生日
おまけ
萩「これ食べてね」
朝餉の後に昨日作ったデザートをみんなに配って行った
政宗「萩、俺の分は?」
萩「政宗にはあげない!」
萩は真っ赤になって走り去ってしまった
秀吉「政宗お前何かしたのか?」
政宗「昨日飯作りに来てくれたんだが
食後にデザートを食ったのが原因だろうな」
家康「でざあとって何ですか?」
政宗「甘味の事だ。甘くて蕩ける旨さだったぞ」
光秀「なるほど。それを一晩中堪能したか」
政宗「まあな」
秀吉「っ!?」
食べていた甘味が器官に入りゴホゴホと咽た
三成「大丈夫ですか秀吉様」
秀吉「ま~さ~む~ね~!?」
政宗「何だよ秀吉。俺は甘味を食っただけだぞ?」
光秀「甘ったるくて胸焼けしそうだな」
政宗「あの甘味ならいくら食っても食い飽きねえよ」
秀吉「いい加減にしろ!!」
ニヤッと笑いながら話をする二人を秀吉が怒鳴りつける
三成「美味しい甘味ですね家康様」
家康「煩い黙れ三成」
信長「貴様等」
黙って見ていた信長が口を開いた
信長「いつまで食っているつもりだ?」
賑やかに甘味を食べていた全員がぴたっと静かになった
地を這うようなドスのきいた声が広間に響き
その声を合図に広間を後に皆は仕事にとりかかったのだった