第4章 ****
Nside
今日は相葉さんの退院の日。
他のみんなは用事で来れないみたいで、俺だけ来てる。
二「準備できた?」
雅「うん!ありがとね。いっぱい世話してもらって…」
二「気にしなくていいって…
さぁ、車乗って~」
雅「うん。ありがとー」
そして相葉さんの家に到着した。
雅「着いた!じゃあ、降りるね。ありがとうね!」
二「えっ、あっ…」
つい、曖昧な返事をしてしまった。
なんか…一人にさせるのはちょっと…不安で
でも…それは感覚的なだけで、ちゃんとした理由がないから
雅「ん?どした?」
二「いや、なんでもないよ。バイバイ~」
そのまま俺と彼は別れた。
ここで止めてれば良かったのに…
今さら後悔しても遅い。
『後悔先に立たず』とはまさにこのことだ。