High School Love[赤羽業/R18]
第1章 第1章 出会いは刺激的。
私のクラスは、確か1-A。
お母さんが私立なら特進とかのお金があまり掛からないような所しかダメって言ったから成績を頑張ってべらぼうにあげたから、A組...所謂特進クラスになれた。
場所どこかな〜...さすがに教室の場所はマップには無い。
私はオロオロしていた。
田舎の学校の校舎なんてでっかい看板があったから一目瞭然だったのに...
と、その時。
「あ、君もA組?俺もなんだよね」
後ろからとってもイケメンな声が聞こえた気がして、振り返った。
そこには、顔もイケメン、背もとっても高い赤い髪が印象的な男の子が。
こ、これがっ...都会男子っ?!
「えっとあの、その...A組ってどこ行けばよかか分からんとよねっ...あ」
あ。ああ。またやってしまった。方言本当に辞めたい。田舎から来たの、初対面の人にバレたなあ。折角かっこいい人なのに。
「九州訛りだね、可愛いっ。そりゃ初めてくるならわかんなくてトーゼンだよね、俺について来なよ、俺中学からの持ち上がりでここ来慣れてんの、...ま、持ち上がりっつっても外部受験だけど」
....?か、かわ、いい...?
私の、言葉が...?
「は、はひ...」
思わず顔の表情筋が緩む。だって、可愛いなんて言われるの初めてなんだもん...
長い足でスタイリッシュに歩くその人の後ろを、私は脳内にお花畑を作りながらついて行った。