第2章 こたつでサミット
「潤はほんとに敏感だよな? ほら、ちょっと触っただけなのに…」
ツンと尖り始めた胸の先を指で弾いてやると、潤が首を仰け反らせる。
「…翔さんだから…俺をこんなにしたの…翔さんのせいだ…」
嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか…
だったら尚更期待に応えてやらないとね?
唇にキスを一つ落とし、そのまま首筋に移動させて行く。
俺の唇が触れる度、潤の身体が小さく反応する。
「ど…したの? 今日の翔さ…変…」
そうかもな?
今日の俺は”変”なのかもな?
でもさ、そうさせてんのは…お前だろ?
やがて首から移動させた唇が胸の先を掠めると、プックリと膨れたそこを口に含む。
チュッと吸い上げ、舌の先で転がしてやれば、堪えきれず潤の口から吐息が零れだす。
「ん…はぁ…ぁっ…」
潤が俺だけに聞かせる声。
バニラアイスよりも甘くて、こたつよりも熱い吐息を混ぜ合わせたような、特別な声。
「もっと聞かせろよ、声…」
「翔さ…ん…」
潤の肌の感触を確かめるように手を這わせると、ほんの少しの刺激にも反応するように潤の身体が跳ね上がる。
「ねぇ…翔さん…ここ…」
肌の上を這いまわる手を、潤の手に捕らえられた。