第21章 こたつで足伸ばして何が悪い?
「これでいい?」
大体さぁ、ここ俺ん家なのに、なんで俺が遠慮しなきゃなんないのか、全くもって意味が分かんないけど、冷めて来たとはいいえ、相手は酔っ払いだ。
大いに納得はいかないけど、素直に言うことを聞いておいた方が安全策と言えるだろう(*-ω-)ゥン
な~の~に~だ、
「足伸ばすんじゃなくてさ、もっとこうなんつ~かさ…」
はあ…ε-(´-`*)
ったく、もうなんなん…?
「あのさ、そう言うなら、翔ちゃんこそ足引っ込めたらいいんじゃない?」
これ、俺のこたつなんだしさ٩(๑`^´๑)۶ムキー!!!
「俺が? なんで? だって俺、お客様じゃん?」
はいはい、そうですね?
翔ちゃんは大切な”お客様”ですからね?
「どうぞどうぞ、いくらでも足伸ばして下さいね?」
あぁ、もう酔っ払いには付き合いきれないわ…(。ŏ_ŏ)
「んじゃ、遠慮なく♪」
翔ちゃんが”んしょ”と掛け声をかけて、ラグの上にゴロンと寝転がる。
なんだよ、寝るのかよ…(>_<)
「っつか、風呂は? 入んなくて平気?」
保温状態にしてあるの、正直勿体ないんですけど…
「風呂か…。面倒くさいからいい。とりあえず眠ぃし…」
あ、そ…
せっかく用意したんですけどね?
まあ、いいですよ。
”ラスボス”クリアしたら、入るからさ。
俺はテーブルの上に伏せてあったスマホを手に取った。