第19章 お引っ越し
ルル=ベルの本部襲撃の後すぐ、中央庁と教団の幹部が招集され
今後の体制について、連日評議が行われた。
らしい。
というのも…
アレン「恵土さん起きてよかったですううううう;;」ハグううう
神田「うぜえ、うせろ」
どうやら、1か月間もの間昏睡状態だったらしく
微動だにせず、意識が全く戻らなかったからで;
アレン「びえええええええええ;;」
で、アレンが安心のあまり
抱き着いて頬ずりしながら、涙を滝のように流してる。
まるで
ティムキャンピーとアジアで別れてから、再会した時の如く…;
ラビ「アレン…泣き過ぎさあ;」
アレン「だって唯一の理解者がああああ;」滝涙
神田「「借金」という名の理解者な。
師匠に押し付けられる心境なんざ解りたくもねえよ」はっ(嘲笑)
アレン「ぶちっ)何でそういう言い方しか出来ないんですか?」黒
ラビ「わー!!;アレンストップ!!・・;」
神田&アレン『・・』ゴゴゴゴゴバチバチバチ(睨み合って火花散ってる)
ラビ「一応ここ病室!;
喧嘩したら婦長に即殺されるって!!・・;」あわあわ
そんな喧騒も…
私の耳には、届かなかった。
それよりも、頭の中を満たしていたのは……
恵土「…
タップ…」ぽろっ
三人『!!』ぎょっ!!
恵土「カルタ…
もう少し手加減した方が楽しめたかなあ?;
花火の後みんなでやったけど
12時になる直前に花火あげたけど…本当に、幸せだったかなあ?;;」ぼろぼろ
アレン「い!;
大丈夫ですよ!!
メチャクチャ笑顔で笑ってましたし!!
ほら!
カルタの最中にそばを神田にぶっかけた時に笑い転げてましたし!!
そばの麺と絶妙に髪の毛が絡まってたのが余計に!」あわあわ
神田「てめえか犯人は・・」黒ぎろり
ラビ「だから落ち着けって!;」
何で変な方向に転がってくの?;
いつものことだけど;(ぐすん)