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Our sweet storys♥

第1章 criminal<クリミナル> -罪人ー



<弐>

「何あれ…、やばい」


時計は九時丁度を指している。

一限目から自習と言う眠すぎるプラン。

静寂に包まれた教室で、親友の藤城弥生が漏らした唐突な
独り言に重たい頭を持ち上げる。

「…何の事…?」

弥生の席は私、近藤華香の席の斜め前にある。

「華ちゃん!あり得ない程のイケメンさんがっ…今っ」

クルリと振り返った弥生の目は、窓から射し込む日光が
反射し、キラキラと光り輝いていた。

……だが、意味が分からない。

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