第15章 〜let’s go to the Hawaii〜

ーーーーーーin ハワイ


その翌日、私たち工藤一家はハワイに来た



たしか原作で、新一は射撃を経験していたと言っていた




そこで私も両親に勧められ、射撃をすることに……









優作「いいかい?よく狙いを定めるんだ」


椎奈「うん」





お父さんがそばでアドバイスをくれる


的をしっかりと見つめ、銃を構えた


風が収まるのを待ち、ーーーーーーーーー発泡した




バアアァァーーーーン!!




まっすぐ放たれた弾丸は、的の中央にしっかり命中した







有希子「あら!!さっすが椎奈ちゃん!!」


優作「なかなかのものだ」


新一「姉さんスゲェ…」



椎奈「そ、そう?」





家族が口々に褒めてくれる


それがなんだかとても照れくさかった






そこから何時間かは忘れたが練習した



そのおかげで私も新一も射撃が上達した。使い時がないため、なんとも言えないが…考えないでおく





ちなみにそのあとは、海で遊ぶことになった


家族4人での写真もいっぱい撮り、それをメールに添付して日本にいるだろうご近所さんとその友達に送った



















ーーーーーーーー日本 第三者side

降谷と伊達以外が集った中居家に、全員の携帯の着信音が鳴った




ピロリロリーーーーンッ





村田「…椎奈からだ」


松田「俺も」


萩原「俺のも。椎奈ちゃん、ハワイからメールしてくれるなんて…っ」





萩原が嬉し泣きしてるが、残る2人はスルーしてメールを開く


そしてピシッと固まった






萩原「んぁ?どったの2人とも」



村田「…メール見りゃ分かる」





萩原は頭に?を浮かべ、メールを開く


そして、目をカッと見開いた





萩原「…椎奈ちゃん、海で遊んでる…」



松田「ああ」



萩原「アレだ。あの子、着痩せするタイプなんだねぇ…」



村田「そうだな」





全員「「………。」」








3人はしばらくの間、写真を凝視していた。


そして、楽しそうに笑っている椎奈をじっと見て、誰からともなく顔を見合わせて笑っていた


ーーーーーー第三者side終了