第15章 〜let’s go to the Hawaii〜
ーーーーーーー翌年の夏 19歳
高校を卒業し、進学就職もせず芸能界での仕事を選んだ私はもう社会人
そんなある日はまたまた珍しく、変装して来た中居さん宅は、公安2人と強行犯係3人が集っていた
この日のファッションは、リボン付きハイヒールにダメージ短パン、白の肩見せトップスにサングラスというちょっと大胆なコーデにしてみた
少し目立つがご近所なので別にもう誤魔化すのもいいだろうと思った
椎奈「お邪魔しまーす」
村田「いらっしゃい」
松田「お、そのサングラス似合ってるじゃねぇか」
萩原「つか、日焼けするんじゃないのそれ」
椎奈「大丈夫。日焼け止め塗ってるから」
みんなが空けてくれたソファに座り込み、サングラスを外してやっとため息をついた
椎奈「久々の休日…」
伊達「ははっ。お前CMの本数増えたからな。バラエティーも出るようになったし」
そう
ここ最近、私はよくテレビに招かれるようになった
藤峰有希子の娘としてもモデルとしても人気があったから、その撮影で予定はぎっしりだ
でと楽しいから、特に苦ではない
椎奈「でも今日から一週間、休日貰えたんだよ」
降谷「良かったじゃないか」
椎奈「うん!それでさ、家族とハワイ行くからお土産何がいいか聞きに来たの」
……………………。
全員「「アメリカの次はハワイか!!!!出かけすぎだろ!!」」
……よく声の揃う人たちだ