第8章 〜救済ミッション!その2!!松田を救え!!
ーーーーー高校一年生 (16歳) 11月7日
私はカレンダーの今日の日付を見て、深呼吸をした
約一週間前、陣平お兄さんからのメールで知った、第一課強行犯係への移動
たしか、彼はそこで佐藤さんと出会う……
そして警察に予告状が来るはずなのに、彼らからは聞いていなかった。
だが、間違いなく起こるであろう出来事だ。
確信を持って、私は出かける準備を整えた
椎奈「よしっ行くか」
私は学校を仮病で休み、誰もいない家の戸締りを済ませ、目的の場所に向かった
ーーーーー杯戸ショッピングモール
この日は、原作で陣平お兄さんがここの観覧車ごと爆発して無くなってしまう。
このミッションは、そんな陣平お兄さんの死んでしまう理由である『次の爆弾の場所の説明』をしに来た
そして、説得して爆弾をすぐに止めてもらう
ショッピングモールの観覧車目指して走る私
その時………
バアアアアアアンッ
椎奈「始まったか…っ」
屋上について、人混みをかき分けて観覧車のそばに来る
椎奈「(原作通り…制御盤が壊されて観覧車が止まらない…)」
ならばそろそろだ、と周りを見回せば、強行犯係のメンバーが来た
同時に、爆発物処理班も来た
私は、一直線に陣平お兄さんと研二お兄さんのところに行った
椎奈「陣平お兄さん、研二お兄さん!!目暮警部も!!」
松田・萩原「「 椎奈/ ちゃん?!!」」
目暮「椎奈くん?!!なぜ君がここに…」
佐藤「警部、その女の子と知り合いなんですか?!」
目暮「あ、ああ…。優作くんの娘さんでな…。何度か会ったことがあるんだが…」
松田「そんなことはどうでもいい…っ」
萩原「なぜ来たんだ?!」
お兄さんたちが私に怒鳴る。
だから私も怒鳴りかえした
椎奈「それよりも!!制御盤が壊されて観覧車が止まらないのよ!!」
松田・萩原「「?!!」」
白鳥「しかし、予告時間までまだ30分も時間が…」
椎奈「考えて。制御盤が壊れたなら、動かすのも止めるのも、犯人の自由なの…」