第7章 〜なんか予想より早めの再会をした件〜
椎奈「え〜っとどれにするか…」
安室「その気の幹のようなチョコレートケーキがすごく人気ですよ、お嬢さん」
椎奈「え」
ウィンドウごしにケーキを眺めていると、柔らかな声がかかった
立っていたのは、キラッキラなスマイルを浮かべる安室100%の降谷さん…零お兄さんだ
椎奈「(営業スマイル似合いすぎでしょ…)」
椎奈「ありがとうございます。じゃあそれにします。あとはそこのフルーツがいっぱい乗ったショートケーキを」
安室「かしこまりました」
……………。
そのあとも、何時間かここにいてバイキングを楽しんだ。
今日は友美とここにきて正解だったと思う。
突然の再会には驚いたが、彼らの姿を見て本当に安心していたのだった……
椎奈「(それにしてもこの木の幹の形のケーキおいしい。モグモグ…)」
村田「(美味しそうに食べてるな。よかったな、零)」
降谷「(椎奈は俺がそれを作ったって言ったらどう言ってくれるのか…)」