第38章 〜コナンvs平次! 東西探偵推理対決!!〜
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脱兎のごとく逃げ出した私を、女性客が恐ろしいスピードで追ってくる
椎奈「帽子とサングラス、途中で脱いでそのままだったの忘れてタァアアア!」
ユキ「にゃあ!」
私の悲鳴に近い大声が、米花町にこだまする
そのまま逃げ続けた私は、その日の晩にひどい筋肉痛に苛まれたのだったーーー
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一方、言葉を遮られ女性客の背中を呆然と見るのこされたメンバーは…
和葉「…なぁ、蘭ちゃん。あの人いったい何もんなん?」
蘭「藤峰椎奈っていう芸名でモデルをしてるんだよ。新一のお姉さんで3つ離れてるから平次くんは眼中にないんじゃないかな…」
和葉「ええ?!!藤峰椎奈?!! サイン! サインもらわな!! ファンやねん!!待ってぇ!!」
そうして、和葉ちゃんも途中で諦めたが追いかける女性客に仲間入りを果たしたとさ
───チャンチャン??
世良「case closed!」←