第6章 〜救済ミッション!!萩原を救え!!〜
突拍子のない内容なのに、2人は真剣に耳を傾けてくれた
いつの間にか車な道路の端に停車させてる。
話が終わると、私の頭に2人の手が乗った
萩原「話してくれて、ありがとうな」
松田「お前のおかげで萩原もピンピンしてる。お前のおかげだ」
椎奈「!萩原さん…松田さん…」
松田「未来が分かるっつーのは、お前にとって辛いことの連続だと思う」
萩原「俺たちがいつでも支えてあげるよ。この秘密を共有するもの同士、君はどんどん俺たちを頼って相談してくれ」
椎奈「…!!」
その時、私は、なんていい人たちなんだ、と思った。
彼らに話して良かったと思った。
彼らは、可能な限りその救済に協力してくれると約束してくれた。
椎奈「ありがとう、お兄さんたち…!」
私は感謝しても仕切れなかった………。
その後、シリアスなムードは消えて、家に送られながらお互いのことについて話した。
そして、いつしか私たちが初めて会った時まで遡り……、
話は一気にそれる
萩原「…そーいえば、椎奈ちゃん俺たちのこと苗字呼び+お兄さんだよな」
松田「確かにな」
椎奈「…なにかおかしいですか?」
萩原「あとたまに敬語くる」
松田「それもそうだ」
椎奈「……」
一体どうすればいいのか…。
椎奈「つまり?」
萩原「苗字呼びと敬語ってなーんか壁感じるんだよ。お兄さんなのにお兄さんじゃない!!みたいな」
松田「兄弟を苗字呼びするやつなんていねぇだろ?だから俺たちのこと名前で呼べ。そんで敬語も外せ」
椎奈「なんか昔話から逸れてない?」
そこからの帰りは、彼らを名前で呼ぶ練習にあてられた。
しかも、なぜか降谷さんと中居さんと伊達さんの名前まで練習させられた…