第5章 〜この出会いから、原作の7年前へ…〜
あれから自己紹介してお兄さんたちと別れた後、新一とお父さんが帰ってきた
しかし、帰ってきて私の姿を見た瞬間、彼らは真っ青になった
新一「ね、姉さん?!何があったんだよ?!」
優作「た、大変だ…!どうやって帰ってきたんだ?!他に怪我はないね?!」
大変なのはおろおろした2人のパニック加減だと思う…。
帰り方については、お母さんがお兄さんたちのことを話した
新一「姉さん、もう無茶しちゃだめだかんな…」
椎奈「はいはい」
優作「今度から何かあった時のために小道具を持たせるか…(ブツブツ…」
お父さんがなんか言ってるが、無視した。
その日はそんな感じで我が家の騒ぎが収まった。
だが、学校ではそうも行かず……
ーーーー学校
蘭「お、お姉さん、その怪我は?!!」
園子「お姉さまがああああ!!」
……最近仲良くなったこの2人が、何気に周りより大騒ぎしたと思う。
実は私は、なぜか普通にしてても周りから注目を集めやすいようなのである。
以前、クラスメイトから「椎奈は美人だから、、密かに爆発的な人気があるんだよ」と言われた。…いや、美人じゃないけど?
そんなこんなでこの2人以外にもクラス…いや、学校全体が大騒ぎ。1日で私のこの姿は学校中に広まっていた…
椎奈「(噂って怖いな…)」
そんなことを、授業中にわりと平然とした頭で考えていた