第26章 〜シカゴから来た男〜
椎奈「…ごめんね、みんな。私もう仕事みたい…」
子供「「えええ?!」」
子供達は、明らか落胆の叫びを上げた
それはそうだと思いつつ、苦笑いでメモ帳を出した
椎奈「そこでお願いなんだけど、みんなの探し人がどんな格好の人か教えてくれる?」
私がそう聞くと、みんなが「うーーん…」と唸りながら必死に思い出し、言われた情報をメモした
そして最後にお礼を言ってお別れし、私は茜さんのところに戻った
椎奈「(とりあえずブラックさんを見つけたら新一に連絡して、警察も呼ぶか…)」
そんなことを考えながら走る車の窓を除くこと数時間後
仕事終わりに携帯を見れば、ブラックさんが見つかったというメールが新一から届いていた……
かくして、今日こそはFBIと関わらずに済んだのだったーーー
…………と、締めくくりたかったが……