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【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第24章 〜謎めいた乗客〜




ーーーーー村田side


コナン「ねぇ、お兄さんって何者なの?」




警察署を出るなり、小学生から鋭い目でストレートな質問をされた


なぜコナン君がいるかというと、警視庁の捜査一課で俺と同じく事情聴取を受けることになったらしいのだ




中居「さぁ?何者だと思う?」


コナン「茶化さないでよ〜…。ね、拳銃の仕組みをあそこまで把握してる人って珍しいよね?」





俺の返答に、今度は無邪気は少年の態度に変えて話すコナンくん


なんとしても暴き出したいという心の表れに、自然口角が上がった





中居「うん。たしかに珍しいな。だが、覚えておいて損はないだろう?」


コナン「でもさ。日本って銃の所持が禁止だから習う必要ないよね」


中居「さっきのバスみたいに銃であんなことされたらと思うと、習わずにいられなくてね」


コナン「そっか! お兄さん動揺も恐怖も無さそうだったから日頃から扱ってる悪い人かと思っちゃったww」




なんともまぁ正直に自分の思い込みを言って動揺を誘ってくることだ


正義のため銃を扱ってるのは本当なので、悪い人と間違われて別の意味で少なからず動揺した


けど、潜入で培った仮面を持つ俺は驚いた顔でそれを隠す




中居「そうだったのかい?なら、これで誤解は解けたかな?」


コナン「うん!じゃあ僕早く帰らないとダメだから行くね!バイバイ!」


中居「バイバイ、気をつけて帰るんだぞ」




最後まで子供らしさを貫き、小学生な彼は走り去っていく…




中居「(コナンくん、銃に動揺してなかったのは何も俺だけじゃないよ)」





俺は、バスの中を思い出したーーー
バスに乗る、不自然すぎる乗客たちを……



まず、椎奈がベルモットだと明かしてくれた、新出先生。


次に、英語下手をすごく演出していたジョディ・サンテミリオン。


そして、彼女がチラチラと見ていたマスクで顔を隠していた男。




だが、マスクの男は見たことがある。いや、過去に何度も会った男だった





中居「(あれは隠せてるって言わないぞ、ライ…)」




俺はあいつを見て、FBIが動き出したと悟った…



ーーーーー村田side終了
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