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ハイキュー 夢主攻め※R18

第39章 及川/及川さんのいいなり*イベント小説



「きゃ〜!!
及川さ〜ん!!」

「は〜い!及川さんだよ★」

私は及川徹が苦手だ。
頭が痛くなるほどに…。

(かっこいいのは認めるけど
棚にあげるのは好まない…)

とまぁ、私は普通に
こういう男子が苦手なだけ。
嫌いじゃないし、周りの
女子の目の敵になるのもゴメンだ。
だからいつも 話を合わせているのが
ほとんど。

(今練習見てるのも、合わせてるだけだし)

私は鞄を掴むと、踵を返して
その場を後にした。



「キミ!俺のことちゃんと
かっこいいって思ってないでしょ!」

なんなんだ…なんなんだ…
いきなり男子更衣室に
連れてこられて 一体なんなんだよ!

「思ってます…」

とりあえずそう呟くと、嘘だ! と
騒ぎ立てる。

「だって!キミ 全然
応援してる時 気迫感じられないし!
周りに合わせてるんでしょ?!」

ムスッ と唇を尖らせる。
そんなヤケに言われると
私も、ムッとしてくる。

「だって!貴方かっこいい までは
いいのにそれを棚に上げてるんだもん!
気に入らない!」

「えぇぇ?!」

いきなり言い返した私に、
驚いて、少しつまる。
及川徹は、その場に座り込む。

「俺のこと気に入らない子が
いても可笑しくないかぁ…
なぁんかなぁ…」

しょんもり している。
ただでさえ少しウザイ及川徹が
さらにウジウジしていると、
なんだか……

(うっとおしい…!)

「貴方…ウザイって言われない?」

「なんでわかんの?!」

驚く及川に頭が痛くなる。
そしてさらにイジイジしだす。

(あぁ〜…くっそ ウザイ!!!)

更衣室を出ようと扉の
前まで来ると、狙ったのかなんなのか
及川に壁ドンというものをされた。

「なんでしょう…及川徹さん」

「俺がここに呼んだ理由…
こんな事言うためだけだと思った?
ねぇ…名前?」

ニヤリと微笑む及川…

(…イケメンだな)

私はドン!と押し倒した。

「あは、名前ちゃんは
攻めなんだね〜♪
どーぞ 好きにして?」

やっぱり…あざとイケメンかな。
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