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ハイキュー 夢主攻め※R18

第30章 花巻/発情期*イベント小説



私の彼氏、花巻貴大には
発情期 というものが存在する。
そして私の計算が間違えて
なければ、彼の発情期は
あと3日後…。

しかし、彼は彼女である私を
欲しがったりはしない…
それが少し…心残り。

発情期を知ったのは数ヶ月前、
花巻から聞いた。

「俺…発情期ってのがあってさ…
俺の様子が変だったら 発情期かも…」

唐突に言われたら、そりゃ困ったけど
なかなか嫌ではなかった…でも
花巻は自分でヌいてるみたいだ。
私を欲しがらない…。

「花巻」

「ん?」

「3日後の日って空いてる?」

「あぁ 空いてるぞ」

「じゃあデートしよ!」

「ん、おっけ!」

優しく頭を撫でてくれる。
3日後の反応が楽しみだ。



「お、おまた…せ〜」

10分遅れてきた花巻は
明らかに様子がおかしかった。
私の目にはおかしく見える。

「んじゃ どこ行こっか」

彼は発情期といえど、私との
デートは必ず来てくれる優しい
人なのだ、そこにつけ込んだ。
何か、面白い反応を期待したいところだ。
と、グッと服の裾を掴まれる。

「ん、どーした?花巻」

「…あの…名前の 家に行きたい…」

「へっ?」

「…っ」

真っ赤な顔の花巻は、俯いていて
顔が見えない。
…が、これは期待していいのか?

「じゃあ…行く?私の家」

コクリと頷き、ついてくる。
私はかなり、動揺していた。



「花巻…どーした?
さっきからなにも喋ってない…」

うう、と唸る花巻の背中を摩る。
こんな状態がずっと続いているのだ、
かなり心配だ…。

「花巻?」

「名前…俺…名前としたい」

私がずっと聞きたかった言葉が耳に入る。

「いいの?」

「名前としたいんだ…
ずっと 自分でやってたけど
もう無理だ…お前に触られたい
お前に触れたい、お前としたい
ずっと思って…んんっ!?」

最後まで言い終わらないうちに
キスをする。 どんどん深くしていき、
舌を絡める。

「んふ…んんっ ぁ…んんぅ」

クチュ…と音がする。
どんどん激しくなっていくのがわかる。

「んんっ うんんん!!!」

離すと、トロンととろけた顔の花巻が
モノ欲しげにこちらを見つめていた。

「花巻…」

「名前…ここ…触って
俺の…ここ 触ってぇ 舐めてぇ!」
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