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ハイキュー 夢主攻め※R18

第29章 矢+金/仲良し*イベント小説



矢巾くんと金田一くんは
先輩後輩の関係だけど、
仲がいいと思う。
烏野との試合の時も
一緒に喋ってたし、
いつも一緒にいる気がする。

「名前先輩〜!」

そんな事を考えていると、
金田一くんに話しかけられた。

「あの、今 時間イイっすか…?」

「? うん」



なんか嫌な予感しかしない…。
使われてない空き教室に
連れてこられるってシチュエーションは
漫画の中だけだと思っていたのに…。

「どーした?金田一くん?」

黙っている彼に問いかけると、
意を決したように向き直る。

「好きです!付き合ってください!」

突然の告白に戸惑う。

(え、嘘だ……)

恋愛に疎そうな金田一くんに
告白された。
同クラの女の子とかならまだしも、
一個上の先輩…しかも可愛くない…。
こんな私に告白とは…どういう事だ…?

「いやいや…待って金田一く」

言いかけて、扉が思い切り開いた。

「ちょっと待った!」

振り返ると、矢巾くんが仁王立ちで
たっていた。
教室に入ると、扉を締め、
こちらに近づく。

「…抜け駆けとか 最悪だな 金田一」

「なっ?!俺だって
考えてこういう結論になったんですよ!」

私の目の前で口論を始める。
私は邪魔なのだろうか、勝手な解釈に
勝手に納得し、教室を出ようとして
肩を2人に掴まれる。

「どこ行くの? そもそも
この話は名前が主体なんだけど?」

「行かれちゃ困りますよ 先輩」

あぁ、当分出られない…。



どうやら、どちらも私の事が
好きらしく、2人で喋っているときに
薄々感づいた金田一くんは、
真っ先に告白、そして連れていかれる
私と 金田一くんの後を追い、中の様子を
全て見て、これではまずいと
矢巾くんが乱入、今に至る…と。

「つまり、俺たち名前の
事が好きなんだよね」

「付き合ってほしいです」

唐突にそう言われても…と悩む。
どうにかここから抜け出したい、
ふと目に入った。

「なんでたってるの…?」

「あは、興奮しちゃって♪」

矢巾くんの矢巾くんがたっていた。
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