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ハイキュー 夢主攻め※R18

第13章 国見/冷たい彼氏★(キャラ崩壊)



国見くんは、私の内緒の彼氏です。
バレー部での活躍も凄いし、
頭もいいし、自慢の彼氏です!
ただ、彼は少し…いやかなり
静かすぎる…んです。

「名前…」

「あ、国見くん!」

「あのさ、この間の練習試合の
データなんだけど…」

こんなふうに、部活中は
バレーの話。
学校内では…

(あ、国見くんだ!)

「国見くん…!」

「…」(ペコッ

と、このような塩対応…。
そろそろ私泣きそう…。
帰りも一緒に帰れないし、
そんなに私が彼女じゃ
嫌なのだろうか…。
いやでもそれだったら付き合わなくても…。

色々考えていると、
頭に大きな衝撃と痛みが
ビリリッと走る。

「っ!名前!!!」

(あ、国見くん…私の名前…)

バタン!!!

及川さんのサーブを諸に受けた
私は、そのまま意識を手放した。

「…! 名前…名前!!」

「はっ!」

「名前!!」

ギュッと力強く抱きしめられる。
この人は…国見くん…?

「よかった…よかったぁ…」

あぁ、心配してくれたんだ…
私なんかを…。

「ありがとう、国見くん」

「んーん…無事でよかった」

よく見ると、ここは保健室だった。
どうやら先生はいないみたい…。

「国見くん…私の事、嫌い?」

「えっ…なんで?!
嫌いじゃないよ…?!」

パッと離し、不安げに私の瞳を
見つめる。そんな姿が新鮮で、可笑しくて…

「ふふっ」

「! なんで笑うんだよ?!」

「だって国見くん、
部活中はバレーの話で 学校内では
塩対応でしょ?少し寂しかったし
嫌われてるのかな…って」

そこまで言うと、罪悪感に満ち溢れた顔で
私の頬に触れた。

「名前…ごめん…いざ
彼女…ってなると…うまく喋れてなくて
そんな気持ちにさせるつもりじゃ…」

泣きそうな国見くんを慰めるように
頭を優しく撫でる。
わかった、安心した、と言いつつ
優しく、優しく撫でると
誰もいないと悟った国見くんは
腕を首に絡め、キスをくれた。
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