第48章 買い物のお手伝いさん
『わかったわかった!買う!絶対に買うから!買い物行く予定だったし、その時にでも買ってきてあげるよ!』
包丁「え、買い物行くのか?」
『うん!今日ね!』
私の言葉に皆じーっと私を見てくる
『……………あ…』
し、しくじったぁぁぁぁあ!!
買い物行くことは内緒にしようと思ってたのに…!
特に粟田口には…!!!
何故なら、大荷物になるから体力がある子を連れていこうと思ってたわけだよ
でも粟田口って華奢な子多いし…荷物を持てる気がしないんだよね……
そんなことを考える私を見ながらみんな口を開いた
包丁「俺も行く!買い物!」
信濃「大将、俺も行きたい!」
後藤「買い物じゃ荷物持ち大変だろ?大将!俺も行く!」
五虎退「なら、僕もお手伝いを……」
ちょ、待て待て待て待て!!!
後藤、お前に荷物が持てるとは到底思えないんだけど…!?
その華奢な身体でどうやって荷物を持つと言うんだ…!
折れちゃう!絶対に折れちゃう!
五虎退なんて荷物持つ側じゃないよね、持たれる側よね、うん
『ちょ、ストップ!今日は大荷物になる予定だからショタは連れていかないって決めたの!』
信濃「え?どうして?俺だって荷物持てるくらいの力あるよ?」
『いやいやいや、その華奢な身体で何言ってんの!?私より細いからね皆!』
包丁「俺は、お菓子くらい持てるぞ!」
って、お前はお菓子だけ持つつもりか包丁ぉぉぉ!
絶対に連れていかない、特に包丁!!!