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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第32章 大慰労会





『伽羅ちゃん可愛い…』


私がボソりと呟けば、聞こえたのか伽羅ちゃんは舌打ちをした。
ほんとに素直じゃないけど、そこが伽羅ちゃんのいいところだよね!
とりあえず、今はそっとしておこう。

すると、一部始終を見ていた刀剣が声をかけてきた。


陸奥守「見せつけてくれんのう!主、いっちょわしにもチューしてくれんか?」


『はぁ!?何言ってんの!』


何を言い出すかと思えば、キスを要求してくる陸奥守
なんでこんな公共の場で私からキスしなきゃならんのだ!
余計にビッチに見られるじゃんか!


陸奥守「いやぁ、わしも愛されたいと思ってなぁ」


『大丈夫だよ、愛してるから』


陸奥守「形で愛されたいもんぜよ」


『大丈夫だよ、形で愛してるよ』


陸奥守「…………なんかわし、あしらわれとる?」


山姥切「気のせいだろう」


『そうそう、気のせいだぞ』


陸奥守「2人してなんじゃ、もう…!」


何故か拗ねてしまった陸奥守
子供かっ!と内心思いながらも軽く頭を撫でてあげた。


『よしよし、拗ねない拗ねない』


陸奥守「!…撫でられるってなんか新鮮じゃのぅ…」


撫でられたことがあまり無いのか、嬉しそうな笑みを浮かべる陸奥守
やっぱり皆甘えたいんだなぁと感じた。


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