第26章 クリスマスに因んだ宴
テーブルに行けば、強制的に手を引かれ加州の隣に座らせられた。
そして、メイド服を着ているせいか目線がとても突き刺さる。
加州「主、可愛すぎなんだけど…」
大和守「ほんと、主可愛いね〜」
メイド服を着ることに賛成していた2人がすぐに声をかけてきた。
『いや、あんまり見ないで…ほんと』
そんな、まじまじ見られたら恥ずかしいから!
ガン見しすぎでしょ、どんだけメイド服好きなんだよお前ら
加州「主が可愛いから見たくなるんだけど」
大和守「そうだよ。可愛い主に責任があるんじゃないの?」
え?私の所為なの!?
可愛さなんか持ち合わせてないんだけど?
え、君たちの目に異常があるんじゃなくて?
私が悪いの?何でもかんでも人のせいにするのはダメだと思うよ!?←
『いやいや、清光と安定が可愛いから安心しなさい』
加州「いや、それはそれで嬉しいけど…主が可愛いから」
『清光…ありがとう。なんか恥ずかしいけど嬉しいよ…』
可愛い可愛いと褒めてくれるいい子達。
あぁ、メイド服着てよかったかも……あ、小夜ちゃんと今剣にも見せなきゃ!
あの子達のために着たようなもんだしね!←
すると、安定がいきなり真顔になりこちらを見ながら口を開いた。
大和守「ねぇ主?」
『ん?なーに?』
大和守「……襲いたいんだけどいい?」
『……はっ!?』
何言ってんの、コイツ…!しかも真顔でしれっと!
公共の場ですよ?ねぇ、わかってる?
自分の世界に入っちゃったのかな…うん、やっぱり過激派だよね。
最初会ったときも首落とそうとしてきたしね、この子
危ない危ない…まだ清光の方が安心!!