第20章 癒しの時間
風呂上がり組は、冷たい牛乳をぐびっと飲んだ。
『はぁ、うまい…牛乳飲んだの久しぶりかも』
博多「かぁ〜うまかねぇ!」
秋田「とても美味しいですね!」
牛乳を飲んだことがなかったのか、すごく感動したように目をキラキラさせているショタ達
なんて可愛いんだろうか…。
『可愛い…。あ、牛乳飲むと大きくなれるよ』
私の言葉に薬研、後藤、信濃、厚がガタッと反応した。
後藤「ほんとか!?」
『うん!あ、でも刀だから…大きくならないか、多分』
薬研「なんだ、期待させんなよ大将」
『やっぱり君たち小さいの気にしてるんだ?』
後藤「そりゃ、でかい方が強そうだしカッコイイだろ!」
信濃「それに、たくましくなれたら大将の事も守れるしね?」
厚「んま、大将を守る事なら今のままでも余裕だけど、でかい方が得だろ!」
……何この子達…
何だか母親の気分だよ、私……
いい子だ、ほんとに!
見た目は小さいかもしれないけど、君たちは充分男前だよ!愛してるよ、うんうん!
内心そんなことを思いながら、私は4人を抱きしめた。
『あー、ほんといい子だ…守るとか言われたら泣けちゃう』
薬研「おいおい、泣くなよ?」
抱きつく私の頭を優しく撫でてくれる薬研
優しいイケショタだ……ほんとに。
ショタに撫でられるのに、なんかキュンとしちゃう!