第78章 審神者の危機

………は？これはどうゆうこと？
なんで一斉捜索するつもりなの？
いや、おかしいから……！！！


私はいても立っていられず、押入れから飛び出した


『ちょっと、どうゆうこと！？』


浦島「あ、主さん…！」


『なんで一斉捜索するつもりなの！？』


五虎退「それが、大和守さん達が…主は本丸に帰ってきてるって言ったことが原因でそんな話に……」


安定達め…許さんからな…！！！
あれだけ温泉入ってゆっくり宿に止まってから帰ってきなって言っておいたのに…！ひょっこり帰ってきよって…！


『あの人数で捜索されたら一瞬で見つかるよ？』


加州「まぁ、確かに見つかるね？」


『一斉攻撃されないかな…怖いんだけど…』


秋田「流石にそれはないと思いますよ？一斉攻撃するとしたら、僕達も今やってますし」


『秋田怖い事言わないで』


可愛い顔してめちゃくちゃ怖い事言ってるよこの子…
とりあえず見つからないように逃げよう、そうしよ


千代金丸「もういいんじゃないか？皆に会っても」


『いや、ここまで来たら鬼ごっこするよ…！刀剣から逃げろゲーム！ってことで、ここからは私単独行動するから、皆はゆっくり休んでて？』


加州「この状況でゆっくり休むって、無理だと思うけどー？」


『適当に過ごしててくれたらいいから！じゃあ、私行くね？すぐにでも刀剣群がりそうだから』


五虎退「が、頑張ってください…！広間で待ってます…」


………ん？広間で待ってます？
それは「お前すぐ捕まるから広間で待ってるよ」ってこと？
五虎退…主悲しい…！！！
まぁ、見つからないように頑張るよ！うん！


こうして、本丸 審神者ＶＳ刀剣男士の鬼ごっこが幕を開けた