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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第72章 今日から始動





『……私にかかってるってこと?』


こんのすけ「そうなります…」


私に前任が倒せるの?
前だって、私は見てるだけで何も出来なかった
大包平と小烏丸が居なかったら…今頃……

きっとこの本丸にいた審神者達は、私よりも力も霊力も神力もあったと思う
そんな相手に私が敵うの……?


そんなことを考えれば不安しかなくなった
自然と俯いてしまっていたのか、こんのすけに下から覗き込まれた


こんのすけ「主様?大丈夫ですか?」


『……あ、うん……』


こんのすけ「不安になるのは分かりますが、そう不安がらないでください。最悪前任が来た時は、政府も動きますので…。主様がピンチの時、これを使ってください」


こんのすけは小さなボタンのついた機械を私に渡してきた


『これは?』


こんのすけ「緊急速報機です。これを押すと政府の本部に連絡が行くようになってます!なので、是非」


『まぁ、これがあれば少しは安心かも…』


こんのすけ「はい!政府も早く前任を確保しなくてはならないので、少しでも危険を感じたら緊急速報機を使ってください」


『分かった……』


こんのすけ「主様、どうか御無事で」


『死ぬ前提止めて、まじで』


私には刀剣達も政府も付いてるから大丈夫だよね
色々考えると余計に嫌な運が付きそうだから明るく行こう、明るく…

そう思い、私は前任が来た時の対策を考えた


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