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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第72章 今日から始動





長谷部と別れてから私は和泉守がいるであろう部屋まで来た

とりあえず、このギクシャクした関係をどうにかしないと……私はここの本丸の主だし!
こんなことを続けるのはよくないよね……

部屋の前に来れば、私は中に声をかけようとした
すると部屋の中から話し声が聞こえてきた


堀川「兼さん、ちゃんと主さんに謝ったほうがいいよ。酔ってたとはいえそれを理由に言い訳するのは良くないと思うんだよね」


和泉守「…そりゃわかってるけどよ……」


何やら堀川と和泉守が会話をしている様だった

あの二人やっぱり喧嘩してる……!?
そうだとしたら、主の私が止めなきゃだよね…?
喧嘩がエスカレートして斬り合いにでもなったら手が付けられないし!

そう思い、私は二人がいる部屋の襖を勢いよく開けた


『二人とも!喧嘩はダメだよ…!』


堀川「!?主さん…!?」


和泉守「おまっ…急に入ってくんなよ……!」


私が入ってきたことに二人は驚いたように目を見開いた


『いや、二人がなんか言い合ってるの聞こえたから…』


堀川「あ、聞こえてた?」


『うん、ちょっとだけね?それで……なんか揉めてたの?』


私の問いに、堀川は和泉守をチラりと見た
そして閃いたように顔を明るくさせた


堀川「主さん、兼さんが主さんに話があるらしいよ!」


和泉守「はっ…!?おまっ、何言って……!」


和泉守は少し頬を赤らめながら堀川に言い返す

って、話ってなんだろう…
改まって話とか言われると気が重くなるんだけど…


堀川「じゃあ僕はこの辺で!主さん、兼さんの話聞いてあげてね!」


そう言い残せば、堀川は部屋から出ていってしまった


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